2008年02月24日

熱い想い

こんにちは天然主婦ゆる子です。

昨日の関東地方は、春一番が吹いて大荒れ

乾燥しているうえの強風だったため、黄砂のような

砂埃が舞い上がり、電車もあちこちで止まったり大騒ぎでした。

そういう今日も、まだ強い北風がうなっています。

北国の方も、また大雪、大荒れのようで

被害がなければと思っています。



さて、そんな強風のなか、私はといいますと

かねてからお手伝いをしてきた幼稚園の55周年の

記念式典に参加してきました。


550.jpg


参加と言ってもこちらが主催者側

お客様をお呼びして、万事滞りなく済むように

目配り、気配りの役目。

それでも懐かしい方々にもお目にかかれ

みな笑顔で会が過せたようで、

忙しい仕事の合い間をみながら、ボランティアで通ったこの一年近く

暑い夏の日も一日頑張って作業した甲斐があったね、

やってよかったねと、

無事終えたときは、ほっと嬉しさがこみあげてきました。


年誌に寄稿していただいた、スマイリーの担任だった先生も

遠くから今回かけつけてくださり

小さかったスマの思い出話もできました。


不思議なことに、この先生はスマが幼稚園に入った年少の時の

わずか三ヶ月ばかりのおつきあい。

というのも、入園してすぐに先生のおめでたがわかり

その産休中にご主人の転勤が決まって、

それっきりのお別れになっていたのです。

ところがたった三ヶ月しか担任されていなかったスマなのですが

それからなんと15年近くもたつ今も

なぜかその先生にだけ年賀状を出し続けているのです。


まりもの乗る幼稚園バスに乗りたくて

年少から幼稚園に通いたいと言い出したスマイリー、

なのに、通いだして三日とたたないうちに

「もうぼく、バスいいや」

おいおい、もういいやって、あなた何てことを^^;

そう言ったかと思ったら、もうバスの時間にメソメソし始めました。

大泣きこそしないけれど、グズグズメソメソ・・・

そんなスマをやさしくいつも気にかけてくださったのが

この先生だったのです。

ちょうどその頃の写真を見ると、

なんとも情けない顔をして、

先生の膝にのっているスマが満載です(笑)


そんなままの姿のスマが記憶に焼きついている先生は

「スマ君、今は野球やっているんですよねぇ、
 う〜ん。想像つかないなぁ・・
 でも子供ってそうやってどんどん変わってくんですよね
 今度ぜひ写真を送ってくれるように伝えてくださいね」

しばし思い出話に花が咲きました。

まりもの担任だった先生も、

まりものことを鮮明に憶えていてくださり、びっくり。

先生って、

こうやって何人もの子供たちを憶えていてくれるんだなぁと

なんともありがたくなりました。


できあがった記念誌も、

55年の歴史を振り返る素晴らしいものとなり取材や原稿集めから

携わったので、感慨もひとしお。


548.jpg


私立でも公立でもない

地元の人たちの熱い想いでできた出資立幼稚園。

全国でもこうしたケースはきわめて稀とのこと

近所の魚屋のおじさんが、あるいは地元の子供好きの地主さんが

また自分の子達が通えるような幼稚園をぜひも作りたいと思う

そんなひとりひとりの少しずつの出資で

小さくても熱い力が集まってできた55年前。


オルガンがない、ましてピアノなんて。。といえば

ドーンと現物でピアノを寄付してくださる方もいたそうです。

先生方も薄給にも甘んじ、ボーナスはお餅で支給ということも

何度もあったとのこと。


それでも子供たちのためにという心意気で

スタート時の4人の先生方、誰もシャンと背筋がのびて

みなとても美しいのです。


549.jpg



そんな歴史をひもとくことができ

私とまりもと、スマイリー三人を育ててくれた

この園の55年にかかわれたことを心からうれしく思いました。









posted by ゆる子 at 14:57| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ゆる子さん こんばんは
無事式典が迎えられて良かったですね。
たくさん時間をさいてきたんだもの、充実とほっとしたのといろんな気持ちが、入り交じったことでしょう。
残念ながら、私は恩師という方に、今は一人も会ってません。
同窓会もでたことがなく、年賀状のやりとりもありません。
すごく寂しいので、子供たちにはすべて書かせてます。
幼稚園は親から離れる初めての場所でもあり、親同士の付き合い方を学ぶ最初の場所ですよね。
私もたくさん学びました。
それにしても、温かい園ですね。みんなで作り上げた園だなんて。
うらやましいです。
今子供たちが通うのは、ご時世なのか“日照問題”やら、園に対する過度の苦情で市や市議に大量の抗議文を送る親の問題、様々なんです。少々、誰が中心にいるべきか、みんな忘れて争う場面も見られます。
ゆる子さんのところは、手作りのために、有志が集まるのも、みんな園に思いがあるからなんでしょうね。
本当にお疲れさまでした。私も先生に会ってみたいと思いました。
Posted by ake at 2008年02月24日 23:24
ゆる子サンこんにちは。
記念式典、滞りなく行われた様で
一安心ですね。
我家はまだまだ、幼稚園に通ってる真っ最中。
この4月から年長さんです。
早いモンですね、子供の成長。

地域の出資幼稚園なんてものが
あるなんて知りませんでした。
地元の皆さんに愛され、先生方をはじめ
皆さんの努力と愛情に見守られた
素敵な園なんでしょうね。

お疲れ様でした!


Posted by みぃ at 2008年02月25日 09:38
ゆる子さん、記念式典無事に終わられたようで良かったですね。
1年間お疲れ様でした。
ゆる子さんの記事を読ませていただくと・・本当に素敵な時間が過ごせたようで、ちょっと羨ましいです。
私は、10歳年上の兄が通っていた幼稚園に行きました。(私が行く頃は近くに幼稚園があったのですけどね)
そこの園長先生・先生方がとても良い方ばかりだったのですが、園長先生がお年をとられて続けていく事が出来なくなったので、今はありません。
だから、ゆる子さん・まりもちゃん・スマ君と3人が同じ園を卒業したなんて、いいですね〜!
そして地域の方々が皆で作った幼稚園・・素晴らしいですね!
この1年間は色々と忙しかったでしょうが、一生忘れられない思い出になりましたね^^

Posted by カカシ at 2008年02月25日 19:03
こんばんは^^
週末 風が強くて大変でしたね。
幼稚園の記念式典 
無事終わってよかったですね。
1年間の ボランティアも お疲れさまでした。

みんなの熱い想いでできた
幼稚園だったのですね。
ゆる子さんのお話を聞いてて
なんか じ〜んとしました。

心に ずっと残る先生って
やっぱりいますね。
その時って 子どもも 親も 成長してるときなのかもしれませんね。


Posted by 優 at 2008年02月25日 20:50
ゆる子さんが引き受けたこの幼稚園のお仕事のこと
ずっと気になってました。忙しかったでしょう。
素晴しい年誌ができましたね。
子供たちの為に地元の人たちが力を合わせて建てた幼稚園。
その記録を残すことができて本当によかった。
うんと誇りに思って下さいね。
記念に、「情けない顔」をして
先生の膝にのっているスマ君の写真も見たいなあ。
Posted by yuko at 2008年02月26日 04:57
■akeさん、こんにちは^^

おかげさまで、やっと終えました、ありがとう!
時間のかかった分、うれしさも大きくなりました。
一緒にやってきた友達との時間も貴重なものでした。

私もakeさんと一緒ですよ、
中学の時の大好きだった先生にも、いつのまにか手紙を出さなくなってしまっています。
で、ほんとうに不思議なことに、まりももスマも
ずっと手紙を出し続けている先生がいます。
子どもの成長を見続けてくださっているようで
先生自身もうれしいのみたいですね、
ゆずちゃん達も続くといいね^^

出資立幼稚園というのは、
自分も子どもも通っていながら
この作業をするまで知らなかったんです、
それを知って、とても嬉しく誇りに思いました。
そして、今の子ども達、お母さん方にも
ぜひ知ってもらいたいと思い、
そんな創始時のあたたかな想いを受け継いでほしいと思いました。
そんな一助になったとしたら、ほんとうによかったと思います^^
Posted by ゆる子 at 2008年02月26日 12:01
■みぃさん、こんにちは^^

ありがとうございます!
はい、ほっと一安心、やれやれって気持ちもします^^
そうですね、ここに来てくださるお母さん方は
まだへっちゃんみたいな小さなお子さんがいらっしゃる方も多くて
まだまだ現役の子育て真っ最中。
私もちょっと遠ざかってしまった昔を
もう一度追体験しているみたいで、とても楽しいんですよ。
そして今回のお手伝いで、また子供や園にかかわることができ
ほんとうによかったと思います^^

私の市で一番最初にできた
みんなの待望の幼稚園だったみたいです。
今はもっと規模の大きな立派な園もできていますが、
いまだに手作り感たっぷりのこの幼稚園
創立時の気概を忘れずにいられたらいいですよね^^
Posted by ゆる子 at 2008年02月26日 12:09
■カカシさん、こんにちは^^

ありがとうございます、やっと終えました^^
過ぎてしまえば、あっという間なのですが
仕事の忙しい時も時間をやりくりしたり
介護で忙しい方もいたのだけど
ここへ来るのが気晴らしになるからとみんなで力を合わせることができました。
私自身、最初は少々面倒という気持ちも正直言ってあったのですが
こんなチャンスをくださったご縁に今は感謝しています^^

いい幼稚園が必ず生き残っていかれるとは限らないのは
なんとも淋しいことですね・・
少子化で、幼稚園もひとつのビジネスになってしまっているのでしょう。
経営上手の園ばかりじゃなく、
本当の意味で子供たちのことを考えてくれる幼稚園であってほしいですね。
私も親子二代にわたって育ててくれた
思い出たっぷりの園の55年にかかわれたこと嬉しく思います。
さすがに100周年には関われないと思うので(笑)
Posted by ゆる子 at 2008年02月26日 12:19
■優さん、こんにちは^^

優さんのところは、風はどうでしたか?
こちらは砂嵐みたいになりました。
高架の鉄道ものきなみ徐行とかストップ、
まりもも自転車で数メートルも押しもどされたみたいです、
あぶない、あぶない^^;
そのあとは北国で大雪、高波
この頃の自然はちょっとおかしいですね。

おかげさまで、無事に式を終えました。
かかわったスタッフや、園長先生も
当日は気を張っていから、万事滞りなく済んだときは
みんなほっと胸をなでおろしました^^
手作りで温かな協力があったからできたのだと思います。
創設時の熱い想いを知ったからこそ、頑張れたというのもあると思います^^

心に残る先生、ゆっこちゃんの先生とかにも
印象深い方とかきっといらっしゃるのでしょうね。
やはり、心に残る先生の時って、色々あった時なんです、
きっとそこで乗り越えたことがあるのでしょうね^^
Posted by ゆる子 at 2008年02月26日 12:37
■yukoさん、こんにちは^^

憶えていてくださったのですか、ありがとう!
忙しいこともあったけれど、
終わってみれば、楽しい思い出になりました。
それに創設時の熱い想いを知ってから
なおさらやり甲斐を感じるようになりました、
そんな園で育ったことを誇りに思うというか
あたたかな想いを、ぜったい次の世代に伝えたいと思いました。
それが、なんとか叶い、嬉しいです^^

スマイリーは甘ったれでしたからね・・
情けない顔したスマ公開したいけれど
きっと大クレームがくるので、やめときます(笑)
そういえば、この冊子に私がお弁当食べてる写真が載ってます。
そして私も泣き虫べそ子でした^^;
まりもは喜々として幼稚園に通ったというのに、
スマと、その母は、親子二代で情けない顔をしていたとは、とほほ・・
そういえば、お弁当の写真は、みんなにまりもちゃんそっくりって言われました。
それは違う、まりもが私に似たんです(笑)
Posted by ゆる子 at 2008年02月26日 12:47
ゆる子さん、こんにちは^^
そして55周年の記念式典のお手伝いお疲れさまでした。

先生が子供達のことを覚えているなんて嬉しいですね。
先生の中では未だに膝に乗ってる泣き虫のスマ君で、
大きくなった姿を見たら驚くんだろうな^^でもあの頃と変わらないね〜とも言ってくれそう。
今も先生に年賀状を出しているスマ君、凄いなって思います^^
そういう先生がいるのって素敵です。

スタート時の幼稚園の写真に歴史を感じます。
ここからずーーっと歴史が続いていて、
そしてこれからも続いていくなんて嬉しいですね。
この前実家に帰った時、通っていた幼稚園がなくなっていて驚きました。
町自体が過疎化が進んでいるので仕方がないんだけれど、
自分が育ててくれたものって、なぜかずっとそこにあるような気がしていて、
そうじゃないってこともあるってことを目の当たりにしたようで寂しいですね。

いつか、まりもちゃんとスマ君の子供達もそこの幼稚園に通ったりして。
そんなふうに歴史ってつながれていくんですね^^
Posted by ゆゆ at 2008年03月03日 14:30
■ゆゆさん、おはようございます^^

やっと終わりました、ありがとう!
今週最後の反省会とお疲れさま会をしたら
この記念事業もほんとうにおしまい、
ほっとしたり、少しさびしかったりかな^^

先生ってほんとうにすごいと思いますね、
幼稚園の先生をしている友達にきいたら
ことに最初に受け持った子供たちというのは
なかなか忘れないそうです。
自分も緊張しながら、どきどきひとりひとりと
真剣に向き合っていたからなんでしょうね。

スマは甘えじょうずなんだと思います、
それは今もかな(笑)
高校の先生とも仲良しで、人懐こいともいえるのですが
なぜか幼稚園のころは、人見知りが激しくて
ぐずぐずと引っ込み思案でした、不思議ですね^^

ゆゆさんの幼稚園はなくなってしまったのですか・・
思い出の場所がなくなることって
自分の一部がなくなってしまったようで
ほんとうにさびしいですね。
この園も、経営じょうずなほかの大きな園には
かないません。
ずっと歴史が続いてくれることを願っているのですが、どうなるかなぁ・・
当時の先生は凛としておしゃれです。
子供たちへの想いと気概もあったのでしょうね、
子供たちの子供たち、通えるといいなぁと思っています^^
Posted by ゆる子 at 2008年03月04日 08:00
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