2007年10月11日

ラストナイト そして晴れ!

こんにちは天然主婦ゆる子です。

さて香港の旅も、とうとう最後の夜をむかえました。

この日は夕食を水上レストランで食べてから

ビクトリアピークにのぼり、香港の夜景を見ることに。

午前中からのスコールもあがったものの

まだ空気は湿気を含み雲は重たくたれこめていました。


まず向かったのが香港仔(アバディーン)の水上レストランジャンボ

508.jpg



ここは高い、まずいというちょっと残念な噂もあるところなのですが

新たにリニューアルもしたらしく

私たち夫婦にとっては、なかなかのお味でした^^

そして、なぜ行きたかったかといいますと

今から30年近く前に、

私の母が行ったことがあるレストランのなです。

母が香港に行ったのは、仕事で優秀な成績をあげたごほうび

私もその詳しい経緯や、

どこを回ったかなどはもう憶えていないのですが

母がこのレストランを背に写真を撮ったものが残っており

当時は水上生活をする貧しい人たちが

船に乗り込む時も、たくさん集まってきて

袖をひきながら、色々な商品を買ってもらおうとしていた話などを

おぼろげに聞いた記憶があるのです。


だから香港最後の夜は、かつて母が行ったところに立ってみたかった

そこで母が見たであろう風景に出会ってみたかった

そう思ったのです。


夕暮れが近づく頃、

ジャンボレストランへ送ってくれるフェリー乗り場へ。

511.jpg

電飾のついた送迎フェリーとその隣には、

いまだ健在の水上生活者の人たちが利用するジャンクも見えます。

510.jpg

ただ水上生活の人たちも最近は街で働くようになり

この格安のジャンクが

乗り合いタクシーのようになっているとのことでした。

あちら側には高層マンション群も見え、

母が見たであろう光景とは、すっかり様変わりしているようですが

それでも、このキラキラと輝く電飾の灯りは

母の見た当時の面影を宿しているのではないかと思われました。

509.jpg



そしてそれから向かったのがビクトリアピーク

ここからの夜景がかの有名な百万ドルの夜景と言われるものです。

お願いしておいたガイドさんつきのバスが迎えにきてくれたのですが

かねてからの天候のためか

丘に上るにしたがい、霧がしだいに濃く深くなってきました。

ガイドさんもちょっと申し訳なさそうに

昨日もとうとう見れなかったんんですよ、

今日もこのぶんじゃどうかな〜と、ちょっと諦めムード。

まぁでも、せっかくだから上るだけはのぼりましょうということで

展望台につくと、そこは乳白色の霧の中

さらに上にある展望台の灯りがボンヤリと妖しく光っていました。


これはちょっと厳しいけれど

風向きによっては見える瞬間もあるかもしれないから

あきらめずに見ていてくださいと言われ

集合時間だけ告げられて各自夜景の見えるところに向かいました。


最初はぜんぜんダメ。

ところが5,6分たったころでしょうか

なんだかボンヤリと薄い灯りが見えてきました。

507.jpg

そしてしだいにその百万ドルが姿を見せ始め・・

バッチリとは言えないまでも、ここまで見ることができたのです、

506.jpg


三脚がないのでピンボケですが、もうちょっときれい。

ああ、やっぱり一番引いたからからかなぁ(笑)

丘の下から吹き上げてくる湿った風に吹かれながら

しばしダディさんと、その夜景にみとれ

こうして香港のラストナイトは更けていったのです。



明けて翌日、最後の朝は散歩から

街を歩きながら公園をお散歩、可愛い小鳥はひとつも人見知りせず

また来てねというように近づいてきてくれました。

505.jpg


出勤のビジネスマンやOLで通りは活気づき

人並みは川の流れのように高層ビルのオフィス街に続きます。



そんな通りから一歩裏手に入ると

504.jpg


古いビルの裏になる細い路地には朝から荷車を押す少年がいます

ちょうどスマイリーと一緒くらいの年頃でしょうか

上半身裸の日焼けした背中は、まだ少し幼く

それでもじきに大人の仲間入りをしそうなたくましさも見え

つい頑張って!と声をかけたくなるような様子

そしてこちらの古い店では、仏壇に花を供えながら

切花を売る老夫婦の姿、

どれも裕福な暮らし振りには見えなかったけれど

朝の光を浴びて輝いてみえました。


512.jpg



色んな人たちが、この街にいるのだな・・

それらが一緒くたになって、この香港を作っている

たぶんそれは世界中どこの国でも同じことでしょう。

なんだか人間って愛おしいな、

そんな朝の風景でした。



そして香港に来てから初めての青空、


503.jpg



うん、気持ちいい!

それじゃ、また来れる時まで、さよなら香港

そう別れを惜しみながら、日本へと向かいました。


以上で香港旅行記も終了、長いことおつきあいいただき

ほんとうにありがとうございました

シェイシェイニー♪



















posted by ゆる子 at 20:27| Comment(14) | TrackBack(0) | ゆる子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

水上レストラン・・・素敵・・・
またお母様と同じ所に立つって素敵!

夜景も霧が晴れて見えたようですね!
これもゆる子さんとダディさんの日頃の行いがいいからですよ!(あと「くじ」もね!)

とっても素敵な旅行ですよね〜
あたしなんて父ちゃんとこんなに仲良く旅行できないと思う・・(苦笑)
ゆる子さんとダディさんのご夫婦を見習って仲良く歳をとっていきたいです^^

Posted by カカシ at 2007年10月11日 20:56
こんばんは^^
水上のレストランは お母様も行かれたのですね。
30年前に行くとは すごい!!
勇気あるなぁ
私は まだ 外国へは1回も行った事がないです。
(ありゃ 話が横へ。。。^^;)
時は流れても お母様と同じ場所に 行けてよかったですね。

夜景もとっても綺麗!!
霧がはれて ほんとよかった!
可愛い小鳥も 青空も みんな ゆる子さんたちを 歓迎してくれたんですね。 

全てが いい思い出になったことと思います。
私も いつかは 旅行に行くぞぉ!!(笑)
 

Posted by 優 at 2007年10月11日 22:39
■カカシさん、おはようございます^^

どうしても行ってみたかったんです、
母が行った頃とは、たたずまいもだいぶ違っているのでしょうが
ああ、お母さんもここに来たんだ〜
って思うだけでいい。
もしかしたら、母も一緒に風になって
来ていたかもしれません^^

夜景もほとんど諦めていたので
見えたときは、それだけでじゅうぶんでした
霧に霞んだ香港もまた趣があっていい思い出になりました。

カカシさんと、父ちゃんさんも
これからだんだん子離れしながら
二人の時間の楽しみもできてきますよ^^
私だってカカシさんの頃は
まだてんやわんやで、それどころじゃなかったもの、
そして今は色々忙しいものね・・
いつも頑張っているカカシさんも素敵ですよ^^
Posted by ゆる子 at 2007年10月12日 06:27
■優さん、おはようございます^^

私もね、水上レストランの写真をガイドブックで見て
ハッと思い出したんです。
そういえば、母もここを背に撮った写真があるって。
母もその時が最初で最期の海外旅行、
しかも会社もちの旅行だったので思いきれたのでしょう
たぶん亡くなる2年くらい前だったかなぁ・・
私も海外は、結婚した時以来のこと、
それが母が訪ねたことのある場所でよかったです^^

たった4日間だっけど、ほんとうに素敵な思い出ができました。
走ったり、ハプニングもありのドタバタも
また私たちらしいと思うし
最後は小鳥や青空も、よかったねって
言ってくれていたのかもしれませんね^^

うん、うん、優さんも旅行いけるといいね
お楽しみは大事にとっておくのも、いいものです
いつか優さんの旅行記読めるの楽しみにしています、
いつもありがとう^^
Posted by ゆる子 at 2007年10月12日 06:38
こんばんは^^

ゆる子さんのお母さんが香港に
行った頃ってまだイギリス領だったんですよねぇ。
30年前だと香港でも今のように
比較的簡単には行けるような
代物ではないのでは?

近代的というか新しい建物も良いですけど
香港といえば古いビルのイメージも
どこかにあります。
怪しげな雰囲気が良いんですけど
最近は比較的安心して行ける所ですよね。

なにはともあれお疲れ様でした!^^

今度は青森に是非!
Posted by じゅん at 2007年10月12日 20:30
水上生活者、健在だったんですね。
ゆる子さん見て来て下さってありがとう。
昔は舟から一生出ない人達もいたそうです。
だから諺も言い回しも、水にちなんだものが多いとか。
私が見た水上の子供たちは悲惨でした。
ゆる子さんのお母様がご覧になった状況ですね。

しみだらけの古い建物も懐かしい。
天秤みたいな籠を担いだ果物売りはまだいるんでしょうか。
「マンゴー、マンゴ!」という歌声が
この最後の写真のようなビルの間でこだまするんです。
この写真をみて涙がでました。
私は香港にいたころが一番幸せでした。
だからゆる子さんの旅行記、とても楽しみでした。
頑張って書いて下さってありがとう。
(行く前は、書かないとか言っておどかしてたでしょ)
Posted by yuko at 2007年10月13日 02:04
■じゅんさん、おはようございます^^

そう、イギリス領だったことになりますね!
またしても今気づきました^^;
実はほんとうに、母が行ったことは記憶からすっとんでいました(笑)
今の韓流ブームのようなこともなく
母の年代の人が海外へ行くということは
ちょっと珍しかったかもしれませんね。
正直母の仕事ぶりは並大抵じゃなかったんです
身を粉にしながら保険の外交という仕事に誇りをもちながら働くお給料は今のサラリーマンの人でも驚くほど、その頃は母が生活を支えていたので正直きつかったと思います、
そのごほうびという意味もあったのでしょうね
思い切って行ってきてくれて、ほんとうによかったと今さら思います^^

最近の香港はきれいで、安全ですよ、
でもどうしても、私は裏道や古いビルに愛着を覚えてしまうんです。
そこに人の息遣いがするからだろうと思うけどね・・

はい、今度はぜひ目指せ、青森、
その時は、じゅんさんガイドさんしてね^^
Posted by ゆる子 at 2007年10月13日 07:08
■yukoさん、おはようございます^^

そうです、まだ水上生活者のかたたちは健在です
ここは母が見た場所であり
またyukoさんを感じる場所でもありました。
ダディさんとも、yukoさんの話をここでしました^^
あなたが幼い頃を過したところ
そして時々お話してくださった街の様子や風景
そんなものを、あちらこちらから感じてきました。
ちょうど母が買ってきた出来合いの当時のスライドがあるんです。
まさにyukoさんが居た頃の風景だと思う
ちょうど水上の子供と思われる女の子の笑顔があります。
近かったら見に来てもらうのになぁ。

しみだらけの古い建物、どうしてだろう
私もそんな姿ばかりが目に付いて惹かれました。
あの時に、細い路地で後姿を見た少年
すっごく写真を撮りたかったし、
後ろ向きだったので、たぶん撮れるチャンスだったのですが
どうしてもシャッターが切れませんでした。
でも今思うと、撮れなかった情景ばかりが鮮明に思い出されます。
そこのところ、ロバさんと話してみたいな、
私が英語ペラペラならね^^;

そんなこと言っておどかしましたっけ?(笑)
だってダディさん頼りないんだもの(ちょっと忙しいのですが)
いつ書いてくれるんだかわからないでしょ(笑)
でも私も書いてほんとうによかったです。
Posted by ゆる子 at 2007年10月13日 07:27
ゆる子さん こんにちは

お母さんの立った場所にいってどうでしたか。
いろいろ考え事や思い出すこともあったでしょう。
古い記憶を呼び起こすのは、楽しいけれどうだったかな...なんて、考えちゃいますよね。

マンションなのか、すごい状態ですね。
見たことがない風合いですが、それでも人々は一生懸命生きている...
様々な状況でも同じですね。
みんな一生懸命ですね。

最後に見事な青空を見られて良かったですね。
$1,000,000の夜景はすばらしいんですってね。
友人が言ってましたが^^;
一度見てみたいものですね。
香港紀行お疲れ様でした。
今は、ゆずがコロッケの衣をつけてくれてるので、中国茶で休憩してま〜す♪
Posted by ake at 2007年10月13日 18:06
■akeさん、おはようございます^^

母の立った場所へ行けて、やっぱりよかったと思いました。
あの頃とはかなり風景も違っていると思うのだけど
同じ目線で立つということは感動でもあり
そしてちょうどその頃の母の年齢に
かなり近づいてきた私がまたそこにいるという
なんとも不思議な気持ちになれました。
あの頃、母は何を考えていたのでしょうね
私はまだそこまでを慮る年齢ではなくて
母の気持ちをもう少し聞いてあげられていたらと思うこともあります。
でも写真の母はたぶん笑顔満開でした^^

この古いマンション、どうしても好きなんです
なんだろう、くずおれそうでありながら
そこに人の気配がするところかな。
日々のごちゃごちゃや、いとしさみたいなものを感じるからかもしれません。
最後の日にやっと顔を見せてくれた青空、きれいだった〜
またせっせと働いて行きたいなと思ってます。

ああ、昨日はコロッケだったのか、美味しそう
ゆずちゃんは、あいかわらずいいお姉さんね^^
中国茶とコロッケも合いそうですよ。
うちも今日はコロッケにしようかなぁ^^
Posted by ゆる子 at 2007年10月14日 08:41
ゆる子さん、こんにちは^^
今朝も寒いですね。風邪などひいてませんか?

おお!豪華な水上レストランですね。
まるで豪華客船みたいです。
ゆる子さんのお母さまも行ったことがあるレストランだなんて、
その長い歴史にも驚きました。
実際に写真と同じ場所に立ってみましたか?
ここからの風景を見てゆる子さんのお母さまは何を感じていたのでしょうか。
もしかしてゆる子さんと同じことを感じていたのかもしれないですね^^
30年前はお母さま。今回はダディさんとゆる子さん。。
そしていつかスマ君かまりもちゃんも行ったりして^^
100万ドルの夜景。吸い込まれそうなくらいきれいです♪
霧が晴れてよかったですね。
おみくじ効果がこんなところにも^^

建物越しの香港の青空が気持ちいいです。
このひとつひとつの窓にひとつひとつの家族が暮らしていて、
この国の一部分であると思うとなんだかすごいです。
元気をもらえそう♪

ゆる子さんの旅行記を読んでいたら私も中国に行ってみたくなりました。
いつか行ってみたいです^^
Posted by ゆゆ at 2007年10月16日 10:24
■ゆゆさん、おはようございます^^

うん、寒いですね、今も足元が冷えっとしています、
とうとう昨日はトン汁解禁でした(笑)
ゆゆさんも、大丈夫?
忙しいときは、無理せずゆっくり歩いてくださいね^^

水上レストラン、たしかに長いことここに佇んでいるのでしょう、
変わらずにあってくれてほんとうによかった。
何を考えていたのかな、あの頃もっと母と話しておけばよかったと今さら思います。
私がもっと大人だったら、ずいぶん心情的にも助けてあげられたのにと思うけどね。
ただ今回ここにたつことで、ちょうど今の私とさほど違わない年頃のあの頃の母と
ちょっとおしゃべりできた気分です。
ここに行けてよかった、そう思いました^^

100万ドルの夜景は、霧の中から見えるのも
またそれはそれでオツなものです、
やっぱり100万ドルでした、ちょうどビクトリア湾が望めるのも素敵なんですよ、
ゆゆさんにも見せてあげたいな、
そしてゆゆさんなら、その眺めをどんな言葉にするのか聞いてみたい^^
いつか香港、チャンスをみつけて行ってみてくださいね、
私もせっせと働いてまた行こう〜っと^^
Posted by ゆる子 at 2007年10月17日 06:35
うわぁ〜!懐かしいです〜!
実は、ジャンボ私も行きました〜!
高校生の時に、日中友好訪問団の一員として・・・
メインは桂林市だったのですが
香港には一晩だけ滞在しました。
あの時驚いたのは、ジャンボで食事の際の
ジャンボな箸でした。
信じられないくらいの大きさで・・・
今はどうなんでしょうか?

本当に懐かしい(*^_^*)
Posted by 幸せ at 2007年10月18日 07:55
■幸せおまけ箱さん、こんばんは^^

わぁ! びっくり!
そうだったのですか!
びっくりマーク3つもついちゃいました(笑)
なんと、幸せおまけ箱さんに
そんな高校時代があったとは知りませんでした。
素晴らしいな、桂林かぁ、中国ならではの風景ですね。
そして日中友好訪問団といえば
親善大使みたいなものでしょう
当時は、日中の国交正常化とかのあとで
その役割も大きなものだったと思います。

その頃からずいぶん経っているのに
むしろ今のほうが、関係がよくないような気がするのはどうしてかな。
草の根レベルで付き合えば、きっと分かり合えることもたくさんあるように思いますよね^^

そして、ジャンボに行きましたか!
う〜ん、お箸ね、今は普通だったと思います。
よく中国には大きなお箸がありますよね
たぶんそれだったのでしょう、
懐かしいでしょうね、
そして同じところに立ったのですね
私までなんだか嬉しいです^^
Posted by ゆる子 at 2007年10月18日 19:57
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