2006年04月18日

少年の心


はじめて、遊びにきてくださった方のための天然主婦ゆる子
波乱万丈のこれまで


こんにちは、天然主婦ゆる子です。

昨日のお話の続きです。

いったい何があったのかというと

スマイリーの友達の弟君のことなのですが

仮にたろう君とします。

たろう君は中学二年生で、

スマイリー達がいたのとは違う中学校に通っています。




運動部に一年生の時から入部し

お母さんは、楽しく活動しているものだとばかり思っていたそうです。

何度か青あざを作ってくることはあったそうですが

聞いてみると、部活中に転んだとか

友達とぶつかったとか

それ以上のことはいっさい口にしなかったので

運動部なのだし、このくらいの年頃の男の子なら

よくあることかと思って気にもしないでいたのですが

ここ最近、特に頻繁に怪我をしたり

大きなあざを作ったりしていたので

どうも様子が変だなとは感じていたところ

ちょうど、学校の保健室から

顔のあざがひどいので、本人に聞いたら
 お兄さんに殴られたと言っているのですが。。』

と、びっくりするような電話がかかってきたそうです。


そんな事実は一切ないことを伝えたところ

担任の先生が誰にも言わないからと、やっと本人から

真相を聞き出すことができました。

何があったかというと、同じ剣道部の先輩から

半年にわたって、常習的に暴力をうけていたということでした。



半年もの長いあいだ、誰にも言わず

じっと耐えることを続けた息子のつらい日々に

気づいてあげられなかったことを

たろう君のお母さんはとても悔やみました。

主犯格の少年は、もう一人のおとなしい子を無理やり

仲間にひきずりこんで、ふたりがかりで

部室に閉じ込め、電気を消して竹刀などで暴力をふるっていたようです。

たろう君がいない時は、次なるターゲットへと暴力がふるわれ

誰もがそのことに触れずに、ここまできてしまったことの不可思議。

学校の部活動運営のずさんさも気になりますが

なぜ、こんなことが起きてしまうのか

原因が少しも見えてこないようです。

同級生による、仲間はずれのようないじめとも違うし

相手は必ずしも、たろう君でなくてもよかったようだし

お金を巻き上げるようなことも無かったようです。

主犯の少年はいったいどうして、そのような行動に出てしまったのか。

そして、たろう君もひとこと助けてが誰かに言えなかったのか。

今話題になっている、栃木県のリンチ殺人事件を見ながら

なんてひどい!と思っていましたが

恐喝こそなかったものの、こんな身近に起きた事件に

少なからずショックをうけました。


子供達の心が弱くなりすぎているのか

それとも大人の想像以上のストレスを抱えているのか


思春期の少年の胸にかかえる暗闇なのでしょうか。

暴力を振るっていた方も、振るわれていた方も

きっと助けてのサインは出していたのかもしれません。

そのサインに家族や先生や友達、その誰もが気づくことなく

半年という時間が流れてしまった事実に愕然としました。

これは、どこでも起きうることなのでしょうか。。。

ゆる子も難しい年頃の息子をもつ身。

うちの子にかぎって。。。は危険なのだとあらためて実感しました。


たろう君のお母さんは、しばらく仕事を遅出、早帰りして

たろう君の心のケアを優先するそうです。

少年の心に負った傷は浅くはないと思います。

これから残る二年間の中学校生活を乗り切っていかれるかと

お母さんも心配していました。

一日も早く、心の傷が癒えることを願います。



そして、ゆる子は暴力をふるった少年のことも心配です。

人を傷つけて、ほんとうに楽しいわけがありません。

それでも執拗に暴力を続けた彼の心に

いったいどんな思いがあったのか、

それを本気で聞いてあげられる人がいるのか

そうでなければ、また彼は同じことを繰り返して

人を傷つけ、自分をも傷つけていくのではないでしょうか。



思春期の子供はだんだん親をさけ、話をしなくなります。

これはごく自然なことなのでしょうが

何かおりに触れ、話しかけながら小さなサインを見逃さないように

そして大切な命のことを伝えていかれたらと思っています。

子を持つ親として

色々考えさせられる出来事でした。








posted by ゆる子 at 08:32| Comment(2) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
辛い話ですね。

ボウズの言葉を採用してくださった、「子供の格言」の著者のしんどうこうすけさんが、
集った、子供の格言を見ているウチに残念だと思った事があったそうです。
それは、親がかわいい、良かれと思って投稿した格言が、子供からの「助けて!」っていうサインじゃないか?と思える事が多かったということでした。
しんどうさん自身が子供の頃になにかしら恵まれない環境でそだったので、そういうサインに敏感で、
その言葉を見た時に胸が痛くてたまらなかったそうです。


親は子供にとって、安心できる存在、場所であれればいいなあと思ってます。

Posted by と〜ちゃん at 2006年04月18日 11:36
と〜ちゃんさん、こんにちは。
「子供の格言」のお話、はっとしました。
そんなところからも子供の心のサインが読み取れるなんて、わかりませんでした。
でも、それを聞いて何かを感じるにには、大人もピュアな心を持っていないと聞こえてこなのかもしれませんね。
そして、と〜ちゃんさんの言うとおり、親は子供の安全地帯になってあげなければと思いました。
Posted by ゆる子 at 2006年04月18日 19:45
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