2006年02月19日

吉野弘さんの詩「祝婚歌」


はじめて、遊びにきてくださった方のための天然主婦ゆる子
波乱万丈のこれまで



こんにちは、ゆる子です。
度重なる、シーサーブログのシステムトラブルで
ご迷惑をおかけしました。
でも、無料でブログスペースを貸してくれているのだから
あまり文句いってもね。。。

さて、今日は予定変更で
ぜひご紹介したい素敵な詩があったので
みなさんにも知ってもらいたくて書いてみました。

これは、詩人の吉野弘さんが
お嬢さんに向けて書かれた「祝婚歌」という詩です。
今日、私の友達がたまたま知り合いが結婚するということで
メールで教えてくれました。

素敵な詩だな〜と
ゆっくり味わって読んでいたのですが
ふっと、これに似た香りのする詩があったと思いました。
しらべてみたら
なんと偶然、ゆる子が自分が結婚する時に
大好きで手帳に書いていた詩
「奈々子に」という詩を書いたかたと
同じ作家だったのです。

びっくりしたと同時に、とても感慨深い気持ちになりました。
あの頃は、ゆる子自身が結婚をする時だったけれど
今は娘のまりもが大きくなり
親としての娘にむける思いがわかるようになって
またふたたび読んでみると
また違った味わいがあるのですよね。

とにかくとても優しいそして深い詩です。
著作権のことが気なったのですが
どうも、色々しらべてみたら吉野さんご自身が
そういうことに関して
とても好意的に理解してくださっているようですし
同じ思いの方が
やはりブログやホームページで紹介されているので
ゆる子もここに転載させていただくことにしました。



★。.::。.::・'゜☆。.::・'゜★。.::。.::・' ★★。.::。.::・'゜


「祝婚歌」 
              吉野 弘

ふたりが睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気づいてるほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだとうそぶいているほうがいい
ふたりのうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず

ゆったり
ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
ふたりにはわかるものであってほしい



★。.::。.::・'゜☆。.::・'゜★。.::。.::・' ★


ゆる子は下記の部分がとくに
胸にずっしりときました。

「互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい」


ついつい、自分が正義だと
正しいとそればかりが先走って、
相手を傷つけてしまうことってあるものです。

ほんとうに強くて優しい人というのは
むやみに人を批判しませんよね。
だって、自分だって弱い人間なんだということに気づいているから。
ゆる子も反省をこめて
よくよく胸にきざみました。


posted by ゆる子 at 12:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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