2007年09月27日

夕焼け色のジャム

こんにちは天然主婦ゆる子です。


今日は少し早めに仕事があがったので

スーパーで秋の果物イチジクをかってきました。

そして作ったのが、イチジクのジャム。


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つい先日友達が送ってくれた保存食にあったこのジャムは

それはやさしい味で

すっかりとりこになり、あっという間に完食。

もっと食べたいということで

作り方を教えてもらいました。



とは言っても、きいてみるととても簡単。

ホーローかステンレスのお鍋に、洗ったイチジクと砂糖を入れ

焦がさないように、ことことと煮るだけ。


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とろみ付けに、レモン汁を入れてもいいのだけど

友達はこのままで、仕上げにポワール酒(洋ナシのリキュール)を

入れるのだとか。

私もいただいた梅ポワール(梅をポワール酒で漬けたもの)を

少し入れてみました。

ぽわんといい香り♪

このジャム、プレーンヨーグルトにかけて食べると絶品。

家で作れば砂糖も加減して作れるので

とっても優しい甘さなんです。


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秋は夕焼けがきれい、

空気も澄んできて、涼風が吹くと

台所で火を使う料理も嬉しくなってきます。

忙しい日々に追われていても、ほんのひととときのこんな時間が

疲れをとってくれるような気がします。

ことこと煮えるお鍋から甘い香りは

夕焼け空の茜色によく似合います

そしてできあがったジャムも夕焼け色。


明日の仕事が終わると、あさっての土曜日は

また55年史の割り付けに一日かかります。

忙しいけれど、こんな時間があると、もうひと頑張りできそう


来週は香港の美味しいものも、紹介しますね^^







posted by ゆる子 at 20:43| Comment(14) | TrackBack(0) | ゆる子レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月23日

ふたつの花


こんにちは天然主婦ゆる子です。


この日最後に訪れた中国民族文化村

ここは中国少数民族の村を再現したり、

またその手工芸品を売っていたりするいわゆるテーマパーク。

そしてこの夜のここでのお目当ては、

ナイトファンタジーという

中国少数民族の歴史をテーマに描かれたショーを見ることでした。

このショーは野外ステージで行われるダイナミック、

かつ絢爛豪華なもので深せんの人たちの自慢のショーなのです。


写真はクリックすると大きくなります481.jpg


中国全土からスカウトされた選りすぐりの美男美女

そして華麗な踊りや雑技団のようなアクロバット技もあり

観客の目の前を十数頭もの馬が駆け抜けていく驚きの演出

大きな炎に顔が熱くなったり、ものすごい霧雨のような水しぶきが

見ている私たちまで濡らすような

それはそれはスケールの大きな叙事詩を描いたショーでした。


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ぜひお国へ帰ってからこのショーの話しをしてくださいねと

ガイドの姫さんはじめ何人もの人に言われました。

はい、ここでしっかりお話させていただきましたよ、姫さん^^




そしてショーの前に、

お腹を満たしておこうということで向かったのが

中国料理のレストラン。

ガイドさん、

「まずはビールを飲みますか?」

「はい、もちろん^^」

出てきたのが、青島(チンタオ)ビール。

料理はあらかじめ予定されていたセットのようですが

二人では食べきれないほどの量、


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こちらでは野菜は生で食べず、必ず火を通します

だから胡瓜もご覧のとおり、牛肉と一緒に炒められます、

でも美味しい。

そしてガイドさんは、出国の書類の用意に席をはずしてから

ダディさんが、紹興酒を少しだけ飲みたいねと言い出しました。

うん、うん、いいねと私も快諾(笑)

さて、ここでオーダーをどうしたものか・・

近くの女性に英語で話してみるものの、

いまひとつ英語は通じない模様(汗)

あれこれチャレンジするが老酒という響きにやっとにっこり、

そしていそいそと持ってきてくれたのがワインほどのボトル、

いや〜これはちょっと多い。

まだショーを見て、それから香港に帰る身としては

さすがの飲兵衛夫婦も二の足をふみました。

もうちょっと小さいものは、ないの?

それがまたまたなかなか通じない、

そこへやってきたのが、日本語を話せるという店の女性。

髪を後ろに束ねた彼女は、

まだ少女のような面影の残る年頃に見えるのです

「どうしましたか?」

そう言ってみせる人懐こい笑顔はまだあどけなさすら感じさせます。


事情を説明すると、困ったような顔をした後

「ごめんなさい、大きなボトルでしか頼めません」

と申し訳なさそうに言います。

残念ながらあきらめ、彼女とおしゃべりをしました、

名前は李さん、ガイドの姫さんと同じで日本語は

こちらの学校で勉強したとのこと、

いつかは日本に行って見たいとのこと

東京はもちろん、私の住む埼玉県もちゃんと知っていました。

とても勉強熱心の様子で、また人懐こいのか

たびたび私たちのテーブルにまわってきてはおしゃべりします。

しばらくして、また笑顔で近づいてきた彼女は

手に小さな入れ物を持っていました、

「これはサービスです」

きけば無理を言って、

紹興酒をほんの少しだけ持ってきてくれたらしいのです。

入っているのは、ほんの一合くらいなのですが

彼女の気持ちがありがたくて喜んでいただきました、

そしてその紹興酒入れ、日本ではあまりみかけない珍しい作りで

とても使い勝手もよさそう、

おまけに鶴のくちばしの注ぎ口と、亀の形の蓋のつまみ

何やら縁起もよさそう。

素敵だと褒めちぎったら、

もしよかったら買うことができますよという話し。

値段を訊いたら、日本円で1500円くらい

せっかくの記念だし、買っちゃおうかということでお買い上げ^^


ダディさんが会計に行ってるあいだも

日本語で色々話してみたいのか、

また彼女が近づいてきて、話しかけてきます。

「おねえさんは、子供はいるのですか?」

こちらではそう呼ぶのか、それとも社交辞令か知らないけれど

おねえさんと言われて、気分をよくしたゆる子さん

「いるのよ、ちょうどあなたと同じくらいだと思うのだけど、
 あなたはいくつ?」

そう尋ねると、

「二十歳です」とにっこり。

「ええっ、じゃあやっぱりうちの娘と一緒じゃない
 うちの子も、もうじき二十歳なんですよ」

そう言ったら、彼女も驚き、私もますます親近感がわき、可愛くて

つい二人で手を取り合って、はしゃいでしまいました。

戻ってきたダディさん、

どうしたの?? って顔(笑)

なんだか中国で可愛い我が子に会ったような気持ちでした。

「ぜひたくさん勉強をして、いつか日本に来てくださいね」

そう言いながら、さよなら。

最後にもちろん言いましたとも

「シェイシェイニー」



そして、実は日本に帰ってきてから後日談があるのです。

あの紹興酒入れ、


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「おかあさん、さっそく飲んでみようよ」

そう言って、ダディさんがご機嫌で注いでみたら

なんと、中に仕込まれたコップ状の底から

ぽたっ、ぽたっと漏れてるじゃあーりませんか!

あ〜あ、とため息・・

でも今さらクレームも返品も無理。

なんだか可笑しくて笑ってしまいました。


でもあの時の流れからいって

彼女が私たちを騙したわけではなく、むしろ好意から始まったこと

とうぜん腹もたちません。

ぽたり、ぽたりと落ちる紹興酒をみながら

なぜか美しいガイドの姫さん、レストランで会った可愛い李さん

ふたりの笑顔と、手のぬくもりが甦りました。


不思議とめでたし、めでたしの気分だった、暢気な夫婦です^^










posted by ゆる子 at 08:54| Comment(14) | TrackBack(0) | ゆる子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

シェイシェイニー

こんにちは天然主婦ゆる子です。

すっかり更新も遅れ、みなさんのところもコメントに行けず

ほんとうにごめんなさい。

また今度お話しますが、今、子供たちが通っていた幼稚園の

55年記念誌の発行のお手伝いをしています。

こちらの方も追い込みに入り

仕事帰りに寄ったりと少しバタバタしていました。

これからは、もうちょっと遊びに行けると思います。



さて、そんな私の更新遅れで

なかなか深せんに辿り着かなかったフェリーですが

実際のマカオ深圳間は、フェリーでおよそ一時間半強です(笑)

外には茫洋とした鉛色の海が広がり

空が曇っているせいもあるのだろうけど、

こんな海の色初めて見るな・・・と思いました。

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冬の日本海の暗い海も見たことがあるけれど

それとも違う、何かもっと、とろんと重たいような感じ、

時おり、貨物船だか、漁船だかわからない崩れそうな船と行き交い

その合い間に、

中華人民共和国の旗を掲げた監視船が数台浮かんでいたりします。

ああ、中国に近づいている、そう実感する風景。

しかし降り立った深せんは、鉛色の海を忘れるような明るい様子。


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港で出迎えてくれたガイドさんは、中国は西安の出身と言う

30代半ばくらいのきれいな女性、姫さん。

たまたまこのオプショナルツアーの参加者が

ダディさんと私の二人だったため

まるで専属ガイドさんのようについて回ってくれました。

まずは小型のワゴン車で街を走りながら、

深圳の街のことを話してくれます、

深圳は、急速に発展した街で

小さな農村だった頃は人口が3万人くらいだったそうですが

その後、経済特別区になってからは

中国各地から若者が働きに来て

人口も膨らみ続け、今や1200万人と言っていました、

この中には戸籍を登録しないままで働く人も含まれ

そういう人たちは、いわゆる出稼ぎのようにしんせんに来て

ある程度お金をためたら故郷に帰るのだそうです。

ゆえに実際の戸籍人口とは違っているのですが、

労働者の平均年齢はなんと25歳

驚くほど若い街です、そして男女比が3対7、圧倒的に女性が多く、

男性は引く手あまた!

・・かどうかは、定かではありません(笑)


街並は美しく整い、高層ビルやマンションが立ち並び

道路は片側4車線ほどの広い道路も整備され、

まさに勢いのある街という印象があります。

ダディさんと二人で、ハ〜とかへ〜とか言いながら

流れる景色に見入っていました。


姫さんは、少したどたどしいながら、

自国で日本語を勉強したとのこと

車に乗っている間中、飽きないようにと話し続けてくれます

「すごい景色でしょう・・
 ただね、すぐそこに見える香港は遠い街なんですよ
 香港からは物価の安い深圳に皆買い物に来ますが、
 こちらからはなかなか通行許可がおりず行けません、
 すぐそこに見えるのに、
 私もまだ一度も行ったことがないのですよ」

川ひとつ隔てた香港は世界のビジネス都市

でも巨大な国中国には、まだまだお国の事情もあるようです。

ただ、深せんの若いパワーは、そんなもの何するものぞ

という気概にも満ちているように思いました。


いったん降りた植物園には、周りにライチの木がたくさんありました

深せんは、中国でも南に位置するため、南の果物も多く

特に楊貴妃が好んだというライチは

街や公園などあちこちで見かけることができるそうです。

後から中国式のお手前で、ライチのお茶もいただいたのですが

ほんのりと、自然の甘みがあって

ちょっぴりお砂糖を入れた紅茶のような味わいです。

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ずっと話しながら歩くうちに、

姫さんとも以前からの知り合いのように打ち解けていきました。

顔つきも、からだつきも一緒、

同じアジアの血が流れていることを実感します。

国という垣根をとりはらうと、こんなに近い存在になるのです。

ここでは広東語を使うために

「ありがとう」はどう言うのですか?と尋ねると

「シェイシェイで、いいですよ、
 あなたにありがとう!と言うのならシェイシェイニーです」

そう言って、こぼれるような笑み、

可憐な花が咲いたようでした。

そして、この日最後に訪ねた中国民族文化村でも、

もうひとつの花に出会いました。



深せんでは写真が少ないです。
行く時からデジカメが少々不調、
この時も途中で撮影する画面がでなくなってしまって
(いや、これはホテルに帰ってから見たら、
 単純ミスだったのですが^^;)
保険にと持っていった、まりものデジカメも
動画をとってしまったので容量が少なく
他の画像を削除しながら使っていました、トホホ・・)




posted by ゆる子 at 06:56| Comment(16) | TrackBack(0) | ゆる子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月10日

おかえり、まりも

こんにちは天然主婦ゆる子です。

旅行記は一回お休みです。

というのも、今日まりもがフィンランドから帰ってきたから。

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写真はクリックすると大きくなります。


ええっ!と、びっくりされた方

驚かしてごめんなさい、

まりもはこの夏休みに、大学の生協が斡旋するツアーに参加して

フィンランドの教育現場の視察研修旅行に行っていたのです。

まぁゆる子さんち、海外旅行づいちゃって、リッチーと思われた方

慌てず後も読んでください^^


期間は8日間ほどあっと言う間の研修旅行でしたが

そこから得るものはたくさんあったようです。

参加にあたっては、私たち両親とじいじから渡したのはお小遣いのみ

ツアーの参加費は

一年間続けてきたアルバイト料から自分で出しての参加でした。

一人暮らしに向けて始めたアルバイト

そのアルバイトで得た人間関係を絶ちきれず

一度断念するかたちであきらめた一人暮らし

そうこうするうちに、2時間通学にも慣れてしまい

来年の実習期間のみ友達とルームシェアして

乗り切ることにしようかという方向にも向いてきました。

そこで今までひたすら頑張ってきたアルバイト料を

何かに有効活用したいな〜ということで

これまた自分でみつけてきたのがこの旅行でした。


フィンランドと聞き、最初は私も驚いたし

旅行費用もけして安いわけではないので

友達は誘わずに、ひとり参加とのこと、

それでもいいから行きたいという気持ちを大切にしてやろうか

そうダディさんと話して了承しました。


ふたを開けてみれば、そんなひとり参加もけっこう多かったらしく

仲良しもできたみたいで結果オーライ、

デジカメにはきれいな景色と一緒に

何か得たのではないかと思われる笑顔のまりもが写っていました。


フィンランドも夏の終わりなれど、

日中の気温はもう10度に届かない日もあるようで

まりもも、コートやセーターを持ってでかけました。


かもめ食堂の映画を撮影したレストランにも寄ってきたとのこと

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ムーミン谷博物館も楽しかったみたいです。

そしてもちろん研修のための教育施設の見学あり

公演会あり、交流会ありで盛り沢山。

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なんと結婚式にも遭遇!

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主に回ったのがヘルシンキとタンペレというところ

空気が澄んでとても美しい街だったそうです。

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だけど、食べものだけはやっぱり日本がいいや〜

ということで、今夜はあっさりすっきりの和食です。

そうそう、まりものお土産の

サーモンも美味しいのよ〜(味見済み^^;)

保存食大好き、料理のプロのようなお友達からも

ちょうど美味しい果実酒や保存食を送っていただいたので

今日はちょっと豊かな食卓です。

ダディさん、スマイリー早く帰っておいで〜〜




posted by ゆる子 at 20:36| Comment(18) | TrackBack(0) | まりも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

走れ、走れ!

こんにちは天然主婦ゆる子です。

マカオでの更なるアクシデント、さてその真相をお話しする前に

まだしばらく観光は続きます。

この後向かったのが、マカオの顔ともいえる聖ポール天主堂跡

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完成当時は東洋で最も壮大で美しい教会だったといわれ

17世紀初頭にイタリア人修道士によって設計されたとされたのですが

1835年の火災でそのほとんどを焼失し

今はその正面のファサードが残るのみです。

長崎から幕府の弾圧を逃れて渡ってきた日本人キリスト教徒も

建設に加わっていると言われ

二段目のマリア像の周りには菊の花が彫刻されています。

壁後方の地下室には、長崎26聖人の遺骨が納められており

日本とも意外なつながりがあることを知り、

異国で懐かしい人に出会ったようで、ちょっとびっくりしました。


階段を下りた広場には、こんな果物満載のお店

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上を見れば可愛いベランダ。

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どこの国へ行っても、

ベランダからは生活の匂いがしてくるようで好き。



そこからこんな細道を通って、向かうはセナド広場

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セナド広場とは、市評議会が面する

モザイク模様のタイルが敷き詰められた広場のことで

同じくここに面しているのが、聖ドミニコ教会

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マカオで最も美しいといわれる教会で、

淡いクリーム色の建物は、まさにポルトガルのスタイルそのもの

重厚な彫りのある大きな扉を開けると、聖母子像が見えます。

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立ち姿の聖母子像は、まだあどけなさが残る面立ちが美しく、

しばし見入ってしまいました。

見学の私たちの傍らでは熱心に祈る人たちがいて

私も振り返って、小さな祈りを捧げました。

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そこからまた広場に出ると、

徒歩でカジノもある昼食場所へと向かいました。

ここでビュッフェスタイルのポルトガル料理をいただくことに、

ダディさんと私の二人は30分で食事を済まさねばならず

目移り、気移り、しているうちにタイムアップとなるので

サッと目に付いたものからいただくことに。

ゆえに写真はありません^^;

ポルトガル料理にはよく鰯が登場すとは聞いていたのですが

なんと、お皿の焼き魚の前には、見慣れた秋刀魚の文字が。

秋刀魚は中国語でも秋刀魚と書くらしく

炭火で焼いたという秋刀魚は、まさに日本の秋の味覚。

興味本位で食べてみたけど、レモンをキュッとしぼって食べると

まるでスダチをかけた秋刀魚の塩焼きそのまんま(笑)


さて、秋刀魚に舌鼓を打ってる暢気な天然夫妻のもとへ

ガイド嬢が静々と歩み寄り

「そろそろお時間ですけど、よろしいでしょうか」と、告げます。

にっこりしながらも時間が押しているのか、

きりっと涼やかに私たちを促す目元。

「あのぉ、秋刀魚が・・」 とは言えず

はい、と私たちも速やかに席を立たざるを得ませんでした。

港へと向かうバスの中は

天然夫妻とガイドさんと運転手の若いお兄さんのみ

次なる目的地深圳への入国カードの記入するうちに

バスがすーっと左脇に停止して、

ガイド嬢が何やら外と声を掛け合っています。

ん?と思いながら外を見ると

なんとマカオの警官が二人近寄ってきたではありませんか!

どうやら急ぐあまり、運転手のお兄ちゃん、

何か交通違反をしてしまったらしいのです。

ガイド嬢が必死で警官に訴えています、

想像するところ腕時計をいく度も指差しながら、

「この人たちは観光客で、○時のフェリーに乗らねばならず
急がないと遅れてしまう、どうかここは大目に見てくれ」

そんな感じ。

後から聞いたことには、このガイド嬢、標準語の北京語しか話せず

広東語はそれこそ片言、北京語と広東語は、

お互い外国語くらい違うそうで

いくらしゃべっても、なかなか埒があかない様子、

それから携帯電話で何やら緊急事態を連絡した後私たちを振り返ると

「すいません、バスを降りて走ってください!」 と、きっぱり。

ええっ?走る??

きょとんとしていた私たちも、ようやく事態の緊急を察知。

とにかく走り、もし途中でタクシーがつかまったら、

速攻タクシーに乗る。

「忘れ物はないですね!」

「はい!」

それではっ!ということでバスを降りました。

さぁ、ここから猛ダッシュ、

香港もマカオも運転の荒さでは定評があるらしく、

そんな車をかいくぐり、かいくぐり

歩道の人も蹴散らして走ります、まさに疾走するマカオ!

何が悲しくて、こんな異国の地で、走らねばならないのか・・

蒸し暑い風を頬に受けながら、

そんなことを思ったような、思わなかったような。

しばらく走ってメイン通りに出ると

時おりタクシーがいないか、振り返り振り返り、

何度目かでやっと空車を発見、

しかし港に着いたときは、

すでに午後2時の出港まであと10分を切っていました。

チケットを渡され、手短に段取りを教わると、

ガイド嬢は他のメンバーが待っているため、

大丈夫、大丈夫と(何が?)手を振りながら、

また風のように彼方へ。

さあ、ここからは正真正銘ふたりきり、

チケット確認後その先を見ると

出国手続きには、数十名ほどの列ができていて

これはどうみても、あと5分じゃ間に合わないという人数、

万事休す。

時計の針は午後2時を指し、ダディさんと顔を見合わせながら

「こりゃ、無理だね・・初カジノでもやって帰るかぁ」

と半ばあきらめの境地で苦笑い。

でもあれだけ走ったのだもの、やれるだけやってみようということで

出国手続きを済ませ桟橋まで走っていくと

なんと船がいるではありせんか!

どうやらおおよその出国手続きの人がいなくなるまで

待ってくれるようなのです。

そんなの知らなかったもん!

積み遅れのお客様がいても、

待たずに定刻に出発いたしますのでご注意ください、

そう言われた母国の飛行機会社とはずいぶん違うなぁと

どちらがいいとも結論のでないまま、

とりあえずこの日は定刻に遅れてしまった私たち、

そのアバウトな配慮に感謝しつつ

定刻より遅れること20分ほどで船はマカオを離れて行ったのです。

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向かうは深せん。





posted by ゆる子 at 22:25| Comment(16) | TrackBack(1) | ゆる子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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